デジタリストBlog

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2004年06月27日

OANDA

カナダの為替証拠金取引会社OANDAに口座を開いてみよう。

-''為替取引が無手数料で行える''
-''主要通貨のほとんどを取り扱い''~
26通貨ペア
-''証拠金率は最低2%~''~
レバレッジ最大50倍
-''口座開設のための最低証拠金の設定はなし''~
1ドルから口座開設可能
-''取引単位の設定無し''~
1ドル単位で取引可能
-''スプレッドはEUR/USDが2pips、USD/JPNとEUR/JPNが3pips''
-''スワップは一秒単位で付く''
-''一定の条件を満たせば、利用していない証拠金に金利が付く''
-''最低証拠金率の半分で自動ロスカット''
-''土日も取引可能''~
スプレッドが10pips程度まで上がるが、発注も約定も可能

おそらく、僕たちが個人レベルで利用できるFX会社のうちで最強の条件を取りそろえている。一方で、海外企業であるが故のデメリットなどもある。OANDAと言えどもなんでも僕らの願いを叶えてくれるわけではないようだ。

-''サポート言語は英語のみ''~
日本語サポートは一切無し。
-''電話窓口はニューヨークのみ''~
フリーダイアルではない。米国に国際電話をかける必要がある。しかも英語。
-''取引ツールはJAVAのみ''~
文字が小さく、チャートの分析機能も貧弱。
-''入出金は米ドルorユーロのみ''~
米国内銀行のみの扱い(入出金に手間とコストがかかる)
-''メールで質問しても返事が返ってこない''~
2ちゃんねるによるとメールフォームで質問する方がよいと書いてあるが、それでも口座開設に関する質問の答えが返ってこなかった(;´Д`)

それを覚悟の上で口座開設を申し込むことになる。特に日本語サポートが一切ないのはトラブルに陥った時が大変。もしOANDAのサーバーが落ちて被害を受けた時に、担当者と英語で交渉できる自信も被害額を潔く諦める鷹揚さもないなら、残念ながらOANDAでの口座開設は諦めよう。

さて、デモトレードでOANDAの独特なトレードインターフェースに違和感を感じることもなく、それなりに英語の能力と度胸も持った人は''[[ここ:http://fxtrade.oanda.com/fxtrade/open_account.shtml]]''からOANDAの口座開設をすることになる。

+'''''Before opening a currency trading account, please be sure to read the following documents'''''のところに口座開設と取引上の注意が書かれているので目を通しておけ、ということらしい。読まなくても支障はない。
+'''''Individual Accounts'''''の右にある'''''Open account'''''をクリックすると、取引やリスクについての承諾を求めるページが3つ続く。口座開設するなら3回とも'''''I agree(承諾します)'''''を選ぶ必要がある。
+次はいよいよ個人情報の入力。最初は名前、住所、電話番号の入力。その下にある'''''Personal & Employment Information'''''は上から順に、''国籍・生年月日・社会保障番号・雇用形態・雇用者・地位・職種''である。
++'''''Employment Status(雇用形態)'''''の選択肢は上から順に'''''Employed(サラリーマンなどの雇われ職),Self-employed(自営業),Retired(定年退職済み),Unemployed(無職)'''''と解釈しておけばよいだろう。
++僕はUnemployedとしておいたが問題なく口座開設できたのでそれでも構わないはずだ。
+'''''Financial Profile'''''は個人の経済的プロフィールといったところ。上から順に、''年収総額・金融資産・メインバンク・メインバンクの住所・メインバンクの電話番号・保証人?''である。
++年収などは単位はドルで記入。
++メインバンクの住所と電話は適当にお客様サポートデスクみたいな場所の電話番号を書いておけばよい。僕は三井住友銀行をメインに使っているので、三井住友銀行の本店の住所と電話番法を書いておいた。銀行名を書かせるのはテロ対策のためらしいが、個人の資産程度の奨学資金ではなにもチェックしていないらしい。ちなみにこの銀行欄は国際的に通用する名称(''英文銀行名'')で書く必要がある。自分の銀行の英文名が分からない人は、「自分の銀行名 英文名」で検索してみると良い。都市銀行の場合は[[ここ:http://finedays.org/natto/paypal-j.html#AddBank]]に古いデータだけれども記載されている。
++最後は保証人という意味なのか正直自信がないが、'''''No'''''を選べば問題ないようだ。
+'''''Login Information'''''は個人のログインデータなど。
++'''''Username'''''個人IDなので希望する英数字の文字列を入力する。
++その次の段は、もし自分があまりにも凄腕トレーダーで記録的な収益を挙げた場合に、トレーダーコンテストその名前を公表しても良いかという設問。どっちでも構わない。米国ではトレーダーコンテストというのは非常に一般的に行われている。周りに騒がれたくなければ下の段を選ぶべし。
++その下はメールアドレス。
++もう一つ下の'''''Question'''''と'''''Answer'''''は、パスワードが分からなくなった時の認証用の質問。例として出ているのは、「あなたの母の旧姓は?」という問題なので、これをそのままコピーして貼り付けて利用して良い。'''Answer'''は英数字であることに注意。
+'''''Your Profile'''''はあなたの投資経験など。
++それぞれの投資商品にどれだけの投資経験があるかという設問。上から順に、''株・オプション・商品先物・指数先物・通貨''である。'''''Futures'''''自体が先物の意味があるが、'''''commodities'''''は相場では商品先物を指すのでここでは'''''Futures'''''はS&P500などの株価指数などを指すと考えて差し支えないだろう。何年の経験があるかをそれぞれ書くのだが、さばを読んでも問題ない。僕は正直に書いたが、実は学生のくせに株も投信も為替証拠金取引も商品先物までやったことがある。オプションだけない。
++その下は、前にもあった「保証人(損益をともにする人?)がいるかどうか」という問題だが、'''''No'''''としておいて良い。
++'''''Trading Objectives'''''は投資目的。上から順に、他のトレーディング(貿易なども)のヘッジ・リスク制限・売買利益の追求、ということだから、僕らは一番下を選ぶ。僕らはキャピタルゲインだけを狙っている。
+最後に、口座の基軸通貨と希望レバレッジを選ぶのだが、ここはそれぞれ''米ドル''と''50:1''を選んでおいて良い。日本円を選ぶとなぜかエラーが出るので、米ドルを選ぶしかない。(2004/06/23現在)。
+全て入力し終えたら、念のため画面をプリントアウトしておこう。
+OANDAからメールが送られてくるのでそのメールを開いて'''''Activate your Account'''''の項目にある''認証URL''をクリックしてメールアドレスが有効なものであることを証明する。この手続きをしないと口座がロックされてしまうらしい。
+次がもっとも面倒だと思われる''身分証明書の送付''。2種類の証明書が必要で、しかも片方には顔写真が掲載されていることが条件だ。コピーの色が濃すぎたりするとOANDAから「もう一度送ってくれ」という連絡が来るので、顔が写るよう鮮明なコピーを取るべし。
++[[申込書類:http://fxtrade.oanda.com/fxtrade/doc/id_confirmation.pdf]]と一緒に、FAXで送るか、pdf/jpg/gifの添付ファイルでaccountid@oanda.comに送信する。
++パスポートと運転免許証という組み合わせが最強らしい。
++僕はパスポートがないので、運転免許証・被扶養者健康保険証・クレジットカードの明細書をコピーして送った。ただし全部日本語の証明書なのでoandaの中の人はおそらく何も読めない。だから運転免許証と健康保険証をコピーした後に横に''This is my drivers license in Japan. “平成17年10月29日生まれ” means “Valid Thru Oct 29 in 2006”. The License Number is #012345678901''と書き添え、クレジットカード(わざわざシティバンクカードの明細を選んだ)の明細書のコピーには''This is the credit card statement from “Citicorp Card Service (Japan Citibank Card)”.''と書き添えて、スキャナで取り込んでpdfにして送信した。日本語の証明書だけを送って「読めないから英語の証明書を送れ」と突き返された人がいるという話を聞いてビビっていたが、懇切丁寧な説明に担当者があきれたのか、日本語の証明書3点で口座開設できた。しかも無職の大学生なのに。保険証も親のスネかじっている「被扶養者用」なのに。
+おそらく翌営業日には口座開設完了のお知らせが届くはずだ。そこには''UserName''と''初期password''と''account number''が記されているので、紛失しないようにプリントアウトして保存する。
+あとは、入金してトレード開始するだけ。

次回は、入金なども含めて実際のトレードを始めるまでの解説。

-[[外国為替証拠金取引ガイド:http://auc.ggtt.net/archives/000052.php]]
-[[OANDA 邦訳版FAQ:http://auc.ggtt.net/archives/000054.php]]

Posted at 2004/06/27(日曜日) 9:45

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