デジタリストBlog

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2004年11月04日

電車男

電車男このところインターネット上で(いや、主に2ちゃんねる上で)非常に任期を博している小説に「電車男」という本がある。この本、もともとは2ちゃんねるのあるスレッドから生まれた小さな恋愛ストーリーなんだが、素朴で身近にありそうな雰囲気が人気を呼び、新潮社から文庫本が発売されるのみならず今や映画化の話まで出てきている。

2ちゃんねる独身男性板、通称「毒男板」はモテない男たちがたむろする、ネット上のいわば負け犬のたまり場のような状態になっていた。主人公の「電車男」もこの板の住人の一人で、アニメ大好き秋葉原系の男の一人だった。

それが、電車内で酔っぱらいに絡まれていた女性「エルメス」を助けたことがきっかけとなって初めての恋愛に繋がってゆく。不器用でいかにもダメ男だった電車男が、スレ住人との交流を通して励まされ、勇気づけられ、あるいは煽られて、一生懸命に恋の成就に向けて頑張る姿は、少なからず毒男板住人に希望を与えたに違いない。

このところ一般にも認知度が上がってきた「2ちゃんねる文学」。その中で2004年の最高傑作がこの電車男だろう。正直、涙もろい人なら最後のシーンは涙無しに読むことはできない。2ちゃんねる住人、特に毒男の一人であるならば、この本を読まないでいるのは非常にもったいないことだ。ぜひ一度読んでみて欲しい。この電車男は非常にオススメの一冊。

Posted at 2004/11/04(木曜日) 0:56

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