デジタリストBlog

« 前の記事 | トップ | 次の記事 »

2004年11月27日

IXY DIGITAL L2とIXY DIGITAL L

Canon IXY DIGITAL L2 (ミッドナイトブルー)
キヤノン
2004-11-06

僕は、IXY DIGITAL Lのシルバーを持っている。最初は単焦点で画質も良く、ポケットにもいつでも携帯でき、使い勝手の良いカメラとしてこのIXY DIGITAL Lを選んだのだが、実際には女の子向けの可愛いデザインのデジカメ、というイメージのほうが市場で先行したのか、僕以外がこのカメラを持っているのを見た時はたいていその主は女の子である。しかし当初はズームなどの余計な(?)機能を削ぎ落とした「洗練されたデジカメ」として設計されていたことは確かなはずだ。いまではキヤノンもIXY DIGITAL L2をお洒落なカメラとしてアピールしているが、初代のIXY DIGITAL Lが出てきた時はそうではなくもう少し大人のカメラとして売り込んでいたのだから。

いまではIXY DIGITAL L2はお洒落カメラとしてすっかりイメージが定着してしまったが、これだけコンパクト・高画質・シンプルなカメラというのは珍しい。

その昔まだまだ銀塩フイルムが主流だった頃のカメラ界におけるリコーのGRシリーズの存在感と似ているような気がしなくもない。リコーのGRシリーズをご存じない方も少なくないと思うが、それは広角レンズだけでまさにコンパクト・高画質・シンプルを追求したカメラの理想型の一つだった。いつでもポケットに入れておけるし、それでいてプロでも愛用者がいるくらいレベルの高い完成度だったのだ。

今のIXY DIGITAL L2をプロの写真家が使うか?と訊かれると、それはウ~ンと唸ってしまう(というか、残念ながらプロでIXY DIGITAL Lを使う人はほとんどいないだろう)が、それでもそこらの平均的なデジカメよりは画質に期待できるものも持っているのではないかと思う。(これは僕自身がIXY DIGITAL Lユーザーだという親バカ心も多少含まれている)

いつでも通勤・通学途中の鞄に忍ばせておいて、アッと目を奪われるような美しい夕焼けに出会った時や仲間たちと盛り上がった時にパッと出してパッと撮影できるようなスナップ写真カメラを探しているのなら、このカメラはなかなかオススメできる。

初代とL2では直接プリントボタンが付いたことと撮影モードが増えたなどの変更点があるが、最も大きな違いは画素数が400万画素か500万画素かという点だろう。画素数が多いモノを好むならばL2を選べばよいし、400万画素もあれば普通の用途で困ることはまず無いし初代機で構わないという人は中古市場まで含めて考えれば1万円台で余裕で入手可能だ。

今のデジカメ市場は、やれ手ぶれ防止だ、やれ何倍ズームだ、と新機能の付加攻勢に熱中し過ぎな感があるが、世の中にはこういう部類のデジカメがもう少し増えてもいい、と個人的には思っている。あなたの鞄のポケットに、こういうカメラ一つ、いかがだろうか。

Canon IXY DIGITAL L2 (スターガーネット)
キヤノン
2004-11-06

Canon IXY DIGITAL L2 (プラチナシルバー)
キヤノン
2004-11-06

Canon IXY DIGITAL L2 (フランネルグレー)
キヤノン
2004-11-06

Posted at 2004/11/27(土曜日) 6:04

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます

« 前の記事 | トップ | 次の記事 »

« 前の記事 | トップ | 次の記事 »