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2004年11月29日

オートギアでパソコンのイライラをなくす

オートギアというソフトをご存じだろうか?

今はwindowsXP高速化企画を様々なパソコン雑誌で取り上げていて、素人でも簡単に出来る程度のカスタマイズはだいたい紹介され尽くしている感じがある。例えば「窓の手」や「win高速化XP+」などのソフトでかなりのwindowsXPカスタマイズが可能だ。だけど、さらに個々のソフトウェアを高速化するツールを使えば、自分がよく使うアプリケーションをさらに高速化できる。もちろん、そのツールは無料だ。

オートギアはフリーで公開されているソフトウェア。ある程度パソコンを使ったことがある人ならダウンロードしてみれば設定は自分でできると思うが、アプリケーション毎にそのソフトウェアの優先度を設定できる。

たとえば、itunesで音楽CDからmp3ファイルへの変換を行いつつマイクロソフトのワードで仕事の文書を書いていたとしよう。もともとitunesもワードもそれほど軽いソフトウェアではないので両方を同時に動かしているとパソコンの動作が非常に重くモタつく。itunesで音楽をかけているならともかく、mp3への変換を行っているだけなら、ワードをサクサク軽快動作にしてitunesは多少ゆっくりでもバックグラウンドで動作してくれれば構わないと思ったとすると、アプリケーションの優先度の設定でワードを高めに、itunesを低めに設定しておくと良い。するともしパソコンの動作がモタつくほど思い動作をさせた時に、windowsが優先的にワードの動作を処理するようになるので仕事の文書作成でイライラしない。

アプリケーションを立ち上げるたびにこの優先度の設定をするのは面倒なのでアプリの立ち上げを検出して自動的に優先度の設定をしてくれるのがこのオートギア。僕の場合は、ブラウザやDreamweaver(webサイト作成のオーサリングソフト)なんかは動作の優先度を高めに、itunesやwinnyなんかは優先度を低めに設定している。これは動作が遅くなるとイライラするソフトは優先度を高く、基本的にマターリ使用するタイプのソフトは優先度を低くと考えての設定だ。

優先度は最初はすべて「通常」に設定されているが、これを一段階高いレベルの「通常以上」に設定するだけで効果はかなりある。さらに高いレベルの「高」に設定して他のソフトを「通常以下」に設定しておけば、複数ソフトを起動しても動作が遅くてイライラするという頻度はかなり減り、まるで一つだけしかアプリケーションを動かしていないような感覚だ。もっとも、優先度を「高」や最大の「リアルタイム」に設定すると他のソフトはかなり動作がもっさり重くなるし、逆に優先度を「低」に設定するとたとえmessengerのようなアプリであってもかなり動作が遅くて不便になってしまうので、普通は「通常」を中心に「通常以上」「通常以下」から選ぶのがよい。「高」「リアルタイム」は他のアプリと同時使用で使うにはあまりにも他のアプリに対して影響が大きすぎるので。

注意しなければならないこともある。CD-Rを焼く(データなどを書き込む)作業中に同時起動している他のソフトウェアを優先させるとCD-Rを焼くために使われるべきシステム資源が消費されて書き込みエラーが生じることがある。また、テレビパソコンなどでパソコンにテレビ番組を録画するような場合、チューナー・エンコード周りのソフトウェアの優先度を下げるとコマ落ちの原因となることも。あるアプリに対して高い優先度を割り振るということは他のソフトは処理が遅くなるということを忘れないようにしなければ、かえって快適な動作環境を実現できなくなってしまう。

うまく使ってやれば、普段は複数ソフトウェアを利用している時にその動作の遅さでイライラしている人はこのソフトで少しくらい幸せになれるかも知れない。よく使うソフトの優先度を「通常以上」にするだけで体感できるほどの差があることも珍しくない。


windows95以降、98、2000、Me、XPなどほとんどのwindowsで使用可能。無料ダウンロードはここから。
オートギア
http://www.vector.co.jp/soft/win95/util/se293319.html
窓の手
http://www.asahi-net.or.jp/~vr4m-ikw/
win高速化XP+
http://www.asahi-net.or.jp/~vz6t-iwt/

Posted at 2004/11/29(月曜日) 1:49

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