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2005年09月16日

AIR EDGE vs. b-mobile ライトユーザーのためのPHSデータ通信比較

外でも中でもインターネットしたい人がネットに接続するために利用するツールは、理想的には街全体を覆う無線LANということになるんだろうけれど、東京の一部などを除いてそれを望むのは難しい。となると最も現実的なのはPHSによる接続ということになるが、AIR EDGE(WILLCOM社)の通信網を使ったPHS通信を手軽に利用できるPCカード機器が売られている。

bモバイル・アワーズ 自由につかえる150時間パッケージ
bモバイル・アワーズ 自由につかえる150時間パッケージ

この商品は大学生協にずっと前から扱われていて存在は知っていたが初期料金の高さで敬遠して大して興味も持っていなかった。ところが150時間使えて3万円弱、これは接続機器とワイヤレス通信料、それにプロバイダ料金まで込みの価格なんだから、案外高くもないかもしれない。なんでイキナリこんなPHSの話を出してきたかというと、僕がまさにいま、WILLCOMの「AIR EDGE」と日本通信の「b-mobile」でどちらにしようか悩んでいるからだ。

――――ここから計算用紙――――――――――――――――――――

◆AIR EDGE(WILLCOM)
最も基本料の安いTwo LINK DATAでは
端末4,110円(楽天市場)、新規契約料2,835円
月額基本料1,029円、通信料10.5円/70秒
プロバイダ料別だが、ADSLを使っている人は大抵そのプロバイダでアクセスポイントが無料利用可能

◆b-mobile(日本通信)
b-mobile Hours150時間パッケージ
端末・契約料不要
初期費用29,800円(定価)、150時間通信可能(最長600日間有効)
利用可能時間を使い切ったら120時間/19,950円で追加ライセンス(最長600日間有効)を購入可能

ただしamazonギフト券還元プログラムを使うとb-mobileは実質26,800円程度で入手可能なことは研究済み。初期費用の差額補正のためにAIR EDGEの初期費用6,950円(=4,110+2,835)をb-mobileの初期費用から引くと、19,850円(=26,800-6,950)。

僕のように毎月5時間程度しか使わない場合はb-mobileライセンスは150時間使う前に有効期限の600日が来てしまうので、僕の場合は19,850円で20ヶ月利用権を買っているようなことになる。となると補正後のb-mobile月額利用料は実質992円となり、AIR EDGEの基本料より安い。しかもこれは月7.5時間程度(=150時間÷20ヶ月)の利用料金付き。

ちなみに追加ライセンスの方もamazonギフト券還元プログラムを利用すると実質17,950円で手に入る。20ヶ月で割れば898円/月額、120時間(=7,200分)で割れば2.5円/分となり、かなりAIR EDGEより安い。

――――ここまで計算用紙――――――――――――――――――――

こう見るとAIR EDGEにはいいところが無いように見えるが、AIR EDGEの醍醐味は使い放題プランにあると僕は見ている。無線で使い放題ならばb-mobileには出る幕がない(b-mobileにも使い放題プランはあるが、AIR EDGEのほうが安い)。逆にライトユーザーならAIR EDGEは不利でb-mobile有利となりそうだ。ドコモのPHS網はAIR EDGEやb-mobileのWILLCOM通信網に比べて範囲も出力も貧弱で、そもそもドコモはPHS事業撤退が決定している(2005/4月より新規受付停止)のでここでは比較しない。

僕はすでにk-opti.comの通信カードを持っていて64kbps通信ができるのになぜ新たにPHSの契約をするのかという声も聞こえてきそうなので理由を説明すると、k-opti.comのeo64air回線は月額基本料525円と安いけれどもサービスエリアが非常に狭い。京都市内でも至る所に圏外スポットがある。市街地を離れたらもう絶対ダメ。毎年テニス合宿で訪れる●●県●●町なんて駅も町役場も電波アンテナ自体が存在しないので圏内になるわけないのだ。

「PHSってそんなもんでしょ」と半ば諦めていたのだけれど、ふとしたことで見たWILLCOMのサービスエリアマップはk-opti.comのものに比べて圧倒的に広いではないか!これが通信が本業の電話会社と発電の片手間でやってる関西電力子会社の力の差かッ!

調べてみるとk-opti.comは自前で自社の電柱にコツコツPHSアンテナを取り付けているのに対して、AIR EDGEとb-mobileは完全に同じ電波基地網を使っている。サービスエリアの広さはAIR EDGEとb-mobileは共通で、k-opti.comと比べると圧倒的に広い。PHS64kbps通信は32kbpsの基本回線を2本束ねて運用する。データ通信の場合は4倍速の128kbps通信が可能で、さらにAIR EDGEはオプション料を払えば8本の回線を同時利用した高速サービスも提供している。8倍オプションが無いこと以外は両社のサービスは価格の違いしかない。

僕はどうせ家にいる間はブロードバンド(Bフレッツ)を使っているので外出時にしかPHSは使わないことになる。ライトユーザー向けのPHS回線としてこのb-mobileが有力候補に挙がってきたというわけ。さてさて、どちらを契約することになるのでしょうなぁ。

bモバイル・アワーズ 自由につかえる150時間パッケージ
bモバイル・アワーズ 自由につかえる150時間パッケージ

bモバイル・アワーズ 自由につかえる120時間更新ライセンス
bモバイル・アワーズ 自由につかえる120時間更新ライセンス

Posted at 2005/09/16(金曜日)15:48

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