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2005年10月04日

次期Microsoft OfficeはPDF出力に対応

Microsoftの次期OfficeにあたるOffice12(仮称)がPDF出力機能を搭載するらしい。これはMicrosoftの深遠なる計算の上に立てられた戦略?なのかもしれない。

関連サイト
- MYCOM PC WEB
- CNETjapan

なぜMicrosoftがライバル企業のAdobeに塩を送るようなコトをするのか?PDF形式の普及がビジネスパソコンへのAdobeアプリケーションの進入を促し、結果としてAdobeにMicrosoftに対抗するだけの力を与えてしまったんじゃなかったのか?

でも、この決定は結局Microsoftが「PDF形式ファイルがビジネスドキュメントの標準形式であることを認める」ということの現れであると言うだけではなく、「(PDFは認めるが)AcrobatがPDF出力のための標準アプリケーションであるとは認めない」ということを示唆しているんじゃないだろうか?Office12にPDF形式出力機能を搭載すればPDFの普及の起爆剤にはなるけれど、同時にAcrobatの普及の歯止めにもなるかもしれないと言うことだ。

同時にこれはオープンソースオフィスソフトであるOpenOffice.org(OOo)への牽制にもなっている。OOoがMicrosoft Officeに比べてメリットとなるポイントの最大のものは「価格が安い」ということだけれども、同時に「オフィスファイルのPDF形式出力が(無料で)できる」ということも強力なアピールポイントになっている。

Office12でPDF出力を採用せざるを得なかったMicrosoftの屈辱もかなりのものだったとは思うが、その決定はMicrosoftの城を守るために必要な決定だったのかもしれない。

Posted at 2005/10/04(火曜日)18:15

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