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2005年10月06日

MovableType3.2のライセンス形態って

MovableType3.2には、無料で使える個人限定ライセンス(利用は非商用目的で投稿者数は一人まで)から47,250円の通常ライセンス(10ユーザー用)、さらには追加ユーザー用など様々なライセンスパッケージが発売されている。ところで、そのライセンスには不思議な点がいくつかある。

関連サイト
- MovableType

まず確認しておくと、MovableType3.17までは無償利用可能な非商用目的限定個人ライセンスでは作成可能ブログ数は3つまでということになっていたが、この3つまでという制限は撤廃された。つまり、投稿者として登録できるのは1人だけだが、その1人が作成できるブログ数には制限がないということになる。この条件緩和は歓迎したい。

限定個人ライセンスでは他にも条件があり、まず先に言ったように商用目的の利用が出来ない。また団体での利用も不可で、ここまでは当たり前。またサポートセンターの利用も有償版限定となっているので使い方がわからなければ本を見るなりネットを使うなりして自分で調べなければならないけれど、書店にゆけばMovableTypeカスタマイズの書籍は山ほどあるしネットで調べごとするのもずいぶんと便利になっているのでこれは問題あるまい。インストール代行も禁止されているけれど、これはどこまでが禁止されているのかイマイチはっきりしない。企業が「ブログ解説サービス」と称して顧客鯖にMovableTypeをインストールしてあげるサービスを提供するのは無理として、じゃぁパソコンに詳しい友達にインストール作業をやってもらうのはどうなんだろうな?文脈通りガッチリ解釈すればこれも禁止されそうなもんだが…

そしてMovableTypeの寛容・鷹揚なところは、無償ライセンスも有償ライセンスも中身は全く同じもので、有償ライセンスはお金を払わなければならないくせにダウンロードできるアプリケーション自体は無償サイトから落とせるものと同じなのだ。結局有償ものはライセンスを買っていると言うことになっているけれど実際にはライセンスが無くても全く同じものがフル機能で使える。限定個人用ライセンスでもその気になればユーザー数をどんどん増やせてしまうし、ライセンス上の問題はあるものの限定個人用ライセンスでも企業用のアカウントが数百あるブログを作れてしまうのはどうしたものか。

ライセンス契約を守るか守らないかは結局、あなたを含めたユーザー全体の「善意」仁摩買われているところが大きい。その気になればライセンス違反でも何でも出来るところを、「ユーザーたちはそんなことはせず正しく使ってくれる」とSixApartの中の人たちは信じていると言うことだ。というわけで、僕たちはSixApartの中の人たちに信頼されていると言うことになる。

MovableTypeのライセンスは正しく購入しましょうね~!

Posted at 2005/10/06(木曜日) 0:42

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