2005年11月20日
K8MM-VでTurion64 MT-30搭載ファンレスPCにしました。
うちのメインPCのマザーボードとCPUを換装した。といっても今回はスペックアップというよりは静穏化・省電力化がメインで、CPUのクロック数自体はやや減少している。

大きな変更点はCPUがTurion64になったということ。本当は1.8GHzのMT-34にしたかったところだけど、クロック数の差と価格の差を天秤に掛けて1.6GHzのMT-30を使うことになったのだ。ちなみにこのTurion64 MT-30の価格はTSUKUMOパーツショップの通販で17,800円也~!
マザーボードはTurion64との相性が抜群で2chのTurion64スレで「鉄板(多少のパーツ間の相性があっても問題なくOSを動作させることができるマザーボード)」とも言われているK8MM-V。これはTurion64で自作PCを組みたい人の第一選択肢となるものだろう。価格もこなれていて中古でも入手しやすい。
またCPU冷却をファンレスとしています。ケースもファンレスで、ついに冷却ファンがついているのは電源ユニットだけ。それでもEverestで測定したところケース内温度・CPU温度ともにが35度を下回っている。CPU温度はアイドル時は27度くらいで、ヒートシンク無くてもいけるかも(爆)とも思わせる発熱の低さ。なんともスゴい、さすがはモバイルノート用の低電圧CPUですなぁ。
ちなみにAMD純正のクロック数・電圧管理プログラムである「Cool'n Quiet」も省電力に役立つが、今回はさらにそれより電圧を下げるためにCool'n QuietはオフにしてCrystal CPUIDを使っている。通常のCool'n Quietでは[Turion64 MT-30]は、高負荷時1.6GHz/1.35V~低負荷時0.8GHz/1.00Vで動作するけれど、今回はこの電圧を安定動作する限り低いところで運用したい。ご存じのように、理論上CPU消費電力は(動作周波数)×(電圧)×(電圧)に比例する。ということは、電圧を少しでも低く保つことが低消費電力へのカギとなる。べつに電気代が惜しいわけではなくて減らしたいのはCPUからの発熱のほうなんだけど、考え方は同じだ。
Crystal CPUIDでCPUの電圧を0.025Vずつ下げていってどこまで動作するか試したところ、1.6GHzでは0.875Vが限界だった。1.6GHzのままで0.850VまでCPUの電圧を下げると途端にWindowsが落ちてブルースクリーンを見られる。1.2GHzにダウンクロックした状態ではCrystal CPUIDで設定可能な下限電圧の0.800Vまで下げても安定して動作している。
というわけで、Crystal CPUIDの動作周波数・電圧自動管理をしてくれる「Multiplier Management」は下図のように設定している。もちろん画像編集アプリケーションなどを使っても落ちることなく安定して動作している。上に挙げた理論上の消費電力式を考えると、0.8GHz/0.800Vで動作しているTurion64 MT-30は定格運用の1.6GHz/1.35Vに比べて17.5%の消費電力に収まることになる。ただでさえ消費電力の少ないTurion64のさらに6分の1に収まるんだから、これはどうりで発熱が低いわけだ。

■旧構成
マザーボード:MSI KM4M-L
CPU:AthlonXP2800+(EV266/BT)
CPU冷却:AMDリテールクーラー
メモリ:2GB
OS:Windows2000SP4
■新構成
マザーボード:MSI K8MM-Vソケット754マイクロATXマザーボード
CPU:Turion64 MT-30
CPU冷却:ファンレスヒートシンクSCNJ-1000(NINJA)
メモリ:2GB
OS:Windows2000SP4
Posted at 2005/11/20(日曜日) 0:02
コメント
投稿者 カイン : 2005年11月20日 11:35
初めてコメントさせてもらいます。
初めての自作PCを組みたいと考えていて
静音、省電力のPCが組めるTurion64に目をつけたわけですが
いきなりTurion64で組むのは辞めた方が良いですか?
組む前からかなり逃げ腰なのですがw
アドバイスとかあったら教えてください。
投稿者 T.Goto(管理人) : 2005年11月20日 13:50
はじめまして。
メモリやハードディスクの増設はした経験はありますか?
全く初心者だからといってTurion64が特に難しいと言うわけではないと思いますが、注意しなければならないのはマザーボード、冷却、CPUの3点で他の自作とやや異なる点があることでしょうか。パーツ選びは「自分の希望」もある程度入れつつ、やっぱり「他人がすでに実際に動作させている構成」を選ぶのがよいと思います。
マザーボードはSocket754に対応していてもTurion64が動作しないものも多いので、僕が使ったMSI K8MM-VやAsrock K8NF4G-SATA2などTurion64対応を公式に発表しているものが良いかも。
冷却については、Turion64はAthlon64より厚みが薄いので、通常のSocket754用冷却ファンだとCPUとの間に隙間が空いてしまって熱がうまく発散できません。隙間が空く場合は銅板を挟んで使わないと熱でTurion64は壊れてしまいます。銅板はPentiumM用のものが流用できます。
あとはTurion64の選び方ですが、MT-30/34は動作してもMT-37/40は動かないというマザーボードが少なくないので、最初は欲張らずにMT-30/34で試してみるのが良いと思います。
詳しいことはここでかなり勉強できます。
↓
【省電力】AMD Turion64 Part5【64bit】
http://pc7.2ch.net/test/read.cgi/jisaku/1130496364/
投稿者 ... : 2005年11月21日 00:37
MT-30が微妙に安いなーと思ったら税抜価格なんですなw
ACアダプタと蓋開放で完全ファンレスできますね
投稿者 Anonymous : 2005年11月21日 11:28
詳しく説明していただいてありがとうございました。
メモリもHDDも増設したコトのない全くの初心者でして。。。
雑誌にTurion64で自作する記事が載っていたので読んでみましたが
プロセッサードライバーをインストールとか書いてあったのですが自分には「はぁ?」って感じでした。。。
もうちょっと勉強し直してから自作してみるコトにします。
ありがとうございました。
投稿者 カイン : 2005年11月21日 11:29
↑名前が変になってしまいました。。。
投稿者 T.Goto(管理人) : 2005年11月21日 12:41
すみません、購入時の明細書に書かれた一番上の行にTurion64が税別価格で載っていたのでそのまま転載してしまいました。ちなみに送料650円(税別)です。
>カインさん
増設は自分だけでやるならまずメモリ増設、次はグラフィックボード、次はHDD、そしてマザーボードからの全交換…と段階を追って行けば一番よいのでしょうけど。パーツの選択で無難な組み合わせ(たとえばTurion64+K8MM-V+電源付ケース+オンボードVGA等)にしていれば、自作して動かないということはないと思います。良いテキストに出会えたなら全部いきなり組んでも作れると思いますよ。
投稿者 T.Goto(管理人) : 2005年11月24日 02:14
追記:スーパーπ104万桁が57秒でした。
投稿者 カイン : 2005年11月24日 14:38
お久しぶりです。
いろいろ検討してみた結果 ソフマップさんのベアキットを買ってみるコトにしました。
マニュアルも付いているようなので自分みたいなド素人でも安心かとw
いろいろと相談に乗ってもらってありがとうございました。
また わからないコトがあったら書き込ませてもらっても良いですか?w
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