デジタリストBlog

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2006年01月11日

日本企業らしくない日本ソフトウェア企業のソースネクストが米国進出?

ソースネクストといえばタイピングソフトなど1,980円均一の格安ソフトで一躍有名になったソフトウェア販売の会社。実は中身は元フリーソフトだとかシェア獲得競争に敗れて市場から消えつつあるソフトだったものがほとんどだけど、その価格設定と「安い!」というイメージ戦略(実は安くないかも)でかなり力を付けてきている。そのソースネクストが、今度は19.99ドルという価格設定で米国進出を狙っているんだとか。

http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000047674,20094098,00.htm

そもそもソースネクストほど開発投資にお金のかかっていないソフトウェア会社は珍しくて、その点ではこの会社はウマいことやっているなぁと感心する。ADSLの高速化アプリケーションだって中身はEditMTUだとかWebFetchというようなフリーソフトで実現できるモノばかり。メモリクリーナーだってCD/DVD仮想化アプリだってフリーソフトでいくらでも出ているのに、それらに日本語の化粧箱とサポートと取扱説明書を付けて1,980円で売り出せば、市場の一般ユーザーは安いと感じてしまうらしい。安いというイメージを作って大勝したということで、初期のユニクロの大成功と似ているような気がしなくもない。

たぶんアメリカでもこういうスタイルは支持されてそれなりにヒットできるんだろうね。ただ日本では英語のフリーソフトを日本語化していると言うだけでかなりの商品価値を付加できたのかもしれないが、米国人はもともと英語が読めるのだからもしかしたらフリーソフトと比べて日本での場合ほどは強い魅力を打ち出せないかも?

中身はともかく価格設定とイメージで勝負という意味では日本の会社にしては珍しいような気もするけれど、果たして米国に根付くことができるかどうか?今後が楽しみですな。

Posted at 2006/01/11(水曜日)22:32

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