デジタリストBlog

« 前の記事 | トップ | 次の記事 »

2006年03月14日

ライブドアが今日にも上場廃止決定

ここ最近、証券業界や経済界に大いに話題を提供したライブドア。ちょっと前までは時代の寵児だとか新しいビジネスモデルだとか持て囃していたのに今ではすっかり悪徳商人と脱法企業のような目で見られていて気の毒な気もする。そのライブドアもついに今日あたりにでも上場廃止が決定されそうだ。
http://japan.cnet.com/news/biz/story/0,2000050156,20098336,00.htm

昨年は「日本経済に活力を与え、若者に夢と企業精神を与えた功績は大きい」とか言っていた評論家が民放の扇動的なテレビ討論番組に出演して「何かうさんくさい企業だと思っていたんですよ、ホリエモンも金のためなら周りの迷惑も考えずに云々」などと得意げに語っているのを見ると痛々しい。あんたのほうがうさんくせーよ!

ホリエモンの行ってきたことの功罪はともかく、ライブドア株は1単位数百円という小学生のお小遣い並みの価格から投資することが出来て、また値動きも活発で出来高も多いという点で個人投資家にとって打って付けの銘柄だった。マネックス証券なんかは小学生にも証券口座を持たせるような広告を打っていたが、あれだってライブドア株の売買を相当意識したに違いない(そもそも小学生のお小遣いで買える銘柄自体がそんなにないので)。

そういう点で、2005年の日本の株価を支えた個人投資家たちの、証券投資の入り口であり、活力の源であり、客寄せパンダであったライブドア株が証券取引所から姿を消すというのは大きな意味を持ちそうだ。直接ライブドア株価の急落で損失を被った投資家だけでなく、IT業界や新興企業全体に落とした影が個人投資家たちの足をすくませたことは間違いない。ライブドア株並みに「一般人」にアピールできる銘柄が出てこなければ証券市場への個人投資家の参加そのものにかなりブレーキが掛かってしまいそうな気もする。

Posted at 2006/03/14(火曜日)10:55

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます

コメント





保存しますか?


Loading...

« 前の記事 | トップ | 次の記事 »

« 前の記事 | トップ | 次の記事 »