デジタリストBlog

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2006年04月20日

ミノルタ往年の名作αシリーズの名をソニーがデジタル一眼シリーズとして継承

一眼レフの名作シリーズ「α」の名をソニーが引き継ぐことになった。ソニーのデジタル一眼レフシリーズにこの名を冠するとのことで、デジカメ事業をソニーに吸収されたコニカミノルタの無き意志も引き継げるか。
http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000056025,20102041,00.htm

ソニーの発表によると「ブランド名の理由として、αはギリシア文字の1文字目で『始まり』であること、また『最重要』との意味を持つことをあげている。さらに、デジタルカメラ事業を引き継いだコニカミノルタの『αシリーズ』ブランドを継承するという意味も込められている」とのことだが、本当のところは単にミノルタ時代からの名門αの名を継ぎたいだけなのかもと言う意図も見え隠れしたりしなかったり。

そもそも一眼レフカメラのαシリーズというのは、ミノルタが1985年に発売した世界初の元祖オートフォーカス一眼レフ「α-7000」に名付けて以来ずっと続いている。α-7000は1985年のカメラグランプリ、欧州カメラオブザイヤーなど数々の賞を総なめにしてミノルタの技術を世界に見せつけた。そこから脈々と続く一眼レフのブランドなのだ。銀塩フイルム時代のα-9、デジタル一眼レフの高級機α-7DIGITALや入門機α-sweetが人気を博したのも記憶に新しい。

ミノルタ時代のαシリーズでは多機能・特殊機能よりは操作性の高さ、素直な表現、ファインダーの作り込みなどが気に入られて多くのファンを得ていたという印象が強いが、今回そのコニカミノルタのデジタル一眼レフ事業を引き継いだソニーはどこまでこのαのブランドを活かせるか。ソニーとしては単に金を出してその人気のあるブランド名を買っただけかもしれないが、カメラファンから見たその名を冠することの意味というのは決して小さいものではない。ソニーのαデジカメの登場が楽しみでもあり、ちょっと不安でもある。

Posted at 2006/04/20(木曜日)15:58

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