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2006年05月10日

野村系ジョインベスト証券の殴り込みにイートレード証券が応戦

野村證券子会社のジョインベスト証券が、現在業界最低水準にあるイートレード証券を挑発するような超安値の手数料設定を打ち出したことが大々的に報じられた。
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20060508AT2C0803R08052006.html
それに対してネット証券業界の代表格であるイートレード証券はこの勝負を受けて立つとばかりに、対抗値下げを発表した。
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20060509AT2C0903809052006.html
野村とイートレード、新旧証券会社の巨人同士のぶつかり合いの火ぶたは切って落とされた。

この戦い、まるでナウシカ(映画版)の王蟲と巨神兵の争いのような壮絶なものになっている。ジョインベスト証券が打ち出した手数料もトンでもなく安いが、対抗して打ち出したイートレード証券の手数料もすごい。

信用取引ではジョインベスト証券の手数料が、「20万円まで150円、50万円まで200円、50万円以上400円」。対してイートレード証券が「20万円まで100円、50万円まで150円、40万円以上300円」でイートレード証券がやや安い。ボックス方式ではジョインベスト証券が「50万円まで300円、100万円まで600円、1000万円まで1000円、以下略」となっているのに対してイートレード証券が「10万円まで無料、50万円まで250円、100万円まで500円、1000万円まで900円、以下略」とこちらもイートレード証券が全ての価格帯でやや安い。現物取引でもイートレード証券が全ての価格帯で野村系ジョインベスト証券の価格と比べて50~100円安く設定されている。

イートレード証券はあくまで業界最安値の看板をキープして新しいジョインベスト証券にパイを奪われまいと争う構えで、ジョインベスト証券も野村證券が従来方式を捨ててネット証券の世界で真っ正面から戦うつもりのよう。場合によっては松井証券や楽天証券など他のネット証券も値下げを発表するかもしれず、またジョインベスト証券の追加値下げももしかしたら考えられる。

ネット証券で株式取引を行っている人にとっては嬉しい報道だが、果たしてこの値下げ競争は一体何所まで加速するのだろうか?

Posted at 2006/05/10(水曜日)16:05

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