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2006年05月18日

プロバイダによるWinny通信遮断は電気通信事業法違反?

ぷららなどに続いて昨日、Panasonic系プロバイダのhi-hoもWinnyなどを介した大量データ通信を遮断すると公表した。ところが、このWinny通信をシャットアウトすることが電気通信事業法に違反するのではないかということで総務省からストップが掛かるかもしれない。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060519-00000092-myc-sci
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20115448,00.htm

Winnyがプロバイダから嫌われることの原因にはいくつかのことがあるが、大量のパケットを送受信するため通信の負担になることやセキュリティ・著作権上の問題が生じたときにプロバイダもその違反に対する責任を問われかねないということなどの観点から、プロバイダがこのWinnyの通信自体を遮断してしまおうとする動きが高まっている。

ところが、電気通信事業法は通信事業者が通信内容の適切・不適切を判断して通信を遮断するような行為を禁止している。これは検閲によって当局に不利な言論を封殺することを防止するための規定と思われるが、Winnyのパケットを不適切なものと遮断することがこの法律から見てかなりグレーなものということになる。

プロバイダにとって都合が悪いアプリケーションの通信を遮断する行為自体が規制されることになってくると、P2Pを取り巻く環境はまた変わってきそうな気はしなくもない。

Posted at 2006/05/18(木曜日) 7:10

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