デジタリストBlog

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2006年07月07日

eBayがGoogle Checkoutでの決済を禁止

eBayはGoogle Checkoutに対して非常に脅威を感じているようだが、そのビビりが高じて迷走気味とも言える決断が成された。この決定で一時的にはPaypalのGoogle Checkoutに対する優位はキープされるのかもしれないが、何の根本的な解決にもなっていないようにも思える。
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20163867,00.htm

もともと手数料がGoogle CheckoutはPaypalと比べて大幅に安い。放っておけばネット上のクレジットカード決済でPaypal離れが進むことは簡単に予想できるが、それを少しでも先延ばししたいPaypalとそれを買収したeBayが下した決定が、自分のオークションサイトでの取引にGoogle Checkoutを禁止するという行為。

だけど、こういうことをやってもユーザーはどんな方法でも抜け道を考えるだろうし、ユーザーの反発を招くであろう事も十分考えられる。この決定が本当にPaypalをGoogle Checkoutの脅威から守ってくれるのかどうかと考えると、極めて怪しい決断だったんじゃないかと言わざるを得ない。

ネットオークション上の迷走気味の決定と言えば、楽天オークションが匿名での取引を可能にするエスクローサービスを開始すると言うことを明らかにした。
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20164147,00.htm
ただでさえネットオークションが犯罪の温床になっていると指摘され、お上もネットオークションでの義務公開などの義務づけを検討するほどになっているというのに、この楽天オークションの決定も首をかしげざるを得ない。エスクローサービスを解することで犯罪が予防できると考えるのであればその考えはあまりにも浅はかなんじゃないか。武器や危険物、違法アダルト商品、ドラッグなど違法な商品の取引も起こり、粗悪商品を送りつける半詐欺的な取引も起こることだろう。

eBayの決定も楽天オークションの決定も、オークションの正しい発展の方向を向いた決定ではないように思えるのだが。

Posted at 2006/07/07(金曜日)23:41

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