2006年09月16日
Amazonがついに「24時間以内に発送します」を廃止
インターネット書店として世界にその名をとどろかせ、近頃では書籍から電器製品、健康グッズなど幅広く取り扱う総合通販業者となっていたAmazonが、うりの一つであった24時間以内発送のサービスを廃止してしまったようだ。
http://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?&nodeId=200041710
「通常、24時間以内に発送します」と商品説明欄に記載されたメッセージ。本州に住んでいる人の場合は実際に注文してから、翌日発送、翌々日には商品を受領というスピードで買い物ができるこのサービスは、Amazonの大きな魅力の一つだった。早朝から深夜まで、安い時給での大量のバイトを使ったAmazonの配送システムのおかげでこのサービスが維持されてきたわけだが、最近はそれも難しくなってきていたらしい。
インターネットなどで調べてみればわかるが、今年に入った頃からAmazonで24時間以内に発送可能であるはずの商品の発送が遅れることがチラホラと目立ってきた。それ以前にも人気ゲームの発売日や人気アーティストの初回限定アルバムなどでは予約していても発売日に商品が手に入らないということはしばしばあったのだが、それ以外の商品でも発送が遅れるようになるのは以前のAmazonにはあまりなかったことだ。夏頃からはとくにこの発送遅延が顕著になっていて、僕も数回の遅延を経験している。この間、Amazonの内部でのシステム変更があったり、ヘルスケアストアの開設などAmazon内での急激な品揃えの拡張があるなど、Amazonの中の人も相当の負担を強いられていたみたい。
それでユーザーからはしばしばこの24時間以内に発送できなかったことに対するクレームが届いていたようだけれど、以前のように書籍だけを扱うならともかく、今のレベルの品揃えを維持しながら発送スピードも落とさないというのは、もう無理だという判断に至った。それで、今回からは「通常24時間以内に発送します」とあったものは「在庫あり」とだけ表示されるように改めるとのこと。Amazonのサイトには「なお、お届けに必要な日数は今までと変更ありませんのでご安心ください。」と書いてあるけれど、要するにこれは「今までも24時間以内に発送できていなかったので、遅いことには代わりありませんでした」というAmazonの開き直りにも思えてくる。
Posted at 2006/09/16(土曜日)12:23
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