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2006年09月22日

中国企業のそっくりOfficeソフト

Microsoft Office 2003にそっくりのソフトウェアを中国系企業のキングソフトが発表して話題になっている。みためがあまりにもMicrosoft Officeに似ていて、さすがというか、やり過ぎだろという気もするが。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0609/21/news100.html
http://www.kingsoft.jp/

公式サイトを見ていただければわかるとおり、見た目はMicrosoft Word、Excel、PowerPointにそっくりだ。そっくりというか、アイコンやツールバーは完全パクリだし、文書のプロパティなんかもまるで同じ。

おそらく最も厳しい互換性が要求されるのはExcelだが、見えないところ(たぶんマクロ、VBAなどのあたり)の機能を削って本体ファイルを軽量化していると言うからいまのExcelの機能をそのまま全て実現しているわけではないのだけれど、ホームユーザー、ライトユーザーならこれで十分に需要を満たしてくれる。WordやPowerPointはExcelと比べると内部構造の互換性の寛容度が大きいので、より柔軟に使えそうに思う。

Microsoftはこのソフトウェアの発表を見て良い気持ちはしないと思うが、キングソフト側は特許的な問題はクリアしているという。ユーザーとしては、Microsoft Officeを使いたいのはもちろんだがライセンス料が高い。OOo 2.0(Open Office org)を使っている人もいるけれど、僕が以前このOOoを使ったときはExcelのリストの書式は消えるは、ピボットテーブルの構造は壊れるはでひどい目に遭い、基本的にOOoはあまり信用していない。キングソフトが提供するこの新Officeの使い勝手によっては、セカンドマシンではこれらの安価版アプリを使っても悪くない。

パソコンを自作する人にとってはCPUやマザーボード、グラフィックボードなどのハードウェアは、購入時の出品は痛いのはもちろんだが、使ったあとは古いパーツをヤフオクなどで現金化できるのでいくらか出費は抑えられる。たとえば僕が今使っているメインマシンはCPUがAthlon 64 x2 3800+で2万円弱だったが、その前に使っていたCPUを売却して現金化したので差額の出品は1万円を切っている。グラフィックボードもAGPなどの旧規格であってもまだまだ需要はあり、使い古したパーツをどんどん売ってゆくことができる。ところがそういう、中古になった製品を転売することができないのがソフトウェアの難点。パソコンの中で最も金がかかっているのがMicrosoft Officeのライセンス、次に出品がかさんだのがWindows XPのライセンス、その二つでパソコン本体そのものより高い、というようなパソコンになってしまうことも珍しくはない。

ライセンス料をぶちこわす、キングソフトのようなソフト。一見すると怪しさ満点だが、性能次第ではセカンドマシン以降のライセンス料を大幅に助けてくれるありがたい存在になるかもしれない。

Posted at 2006/09/22(金曜日)20:47

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