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2006年11月21日

三菱東京UFJ銀行がコンビニATMを原則無料化へ

東京スター銀行などとのATM利用料金のことで揉めていた三菱東京UFJ銀行が、ほとんどのコンビニATMでの利用手数料を無料化することを発表した。サービス開始は2007年3月頃の予定。
http://www.asahi.com/business/update/1120/131.html

東京スター銀行の頭取が自社のATM利用料を無料にしたことを提携先最大手のMUFGに咎められたことに対して逆ギレし「銀行は無料化すべき」とコメントしていたが、今回のMUFGの決定はATM手数料がまずこの頭取の言葉通りになったもの。

だけど、東京スター銀行としてはコンビニATM手数料無料という大胆なサービスにまさか他行が追随してくるとは思っていなかったからあれだけ挑発的な態度を取っていたわけであって、今回のMUFGの決定は東京スター銀行のお株を奪うモノになったのだからきっと忌々しい思いでこのニュースを見ていることだろうと思う。MUFGのATM手数料無料は提携先の数が圧倒的に多いので東京スター銀行はATM手数料という得意分野だけで比較しても圧倒的に見劣りしてしまうことになって、悔しい思いをしているだろう。眠れる獅子を起こしてしまって後悔している、かもしれない。

とうのMUFGはすでに同行内の振込手数料が完全無料化されていてネット上の個人間決済などでもかなりの地位を短時間で築き上げていたが、ATM手数料の無料化を打ち出したことでリテールユーザーに対するアピール力はますます高まったことになる。銀行はATMや振り込みの手数料でコソコソ稼ぐのではなく、資産運用・資産形成やビジネスパートナーとしての大きな手数料ビジネスに移行して行くであろうとは言われてきたが、それを最も速いスピードで体現しているのがこのMUFGだろうか。

一方で同じように好調な業績を上げながら依然として手数料収入を譲歩する姿勢の全く見せない三井住友銀行はもしかしたら今後は徐々にMUFGにパイを奪われてゆくかも知れない。今の時代は個人でもネットを使ってお得な情報をどんどんと収集できる時代。手数料面で不利であることが解ってくると銀行の乗り換えも進みかねない。ここで何らかの対抗策を打ってくる可能性はあるんじゃないだろうか。

Posted at 2006/11/21(火曜日) 1:18

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