デジタリストBlog

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2007年01月21日

池田信夫blogで「2ch論」とでも言うべき評論が盛り上がっている

2chの閉鎖騒動の時期にちょうどこのブログが更新できなかったのですっかり祭に乗り遅れてしまった感じはあるが、この2ch閉鎖騒動は2ちゃんねらに2chを改めて見つめ直す機会を与えたみたい。その中で、特に面白いと僕が思ったのが次の2つのエントリー。

池田信夫blog「ビジネスマンが2ちゃんねるから学ぶべきこと」
http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/16d34ed43d9cd8a5a20743d93e1f8ca9
誠天調書「2chから学ぶべきこと」
http://mkt5126.seesaa.net/article/31673109.html

前者が2ch外部から2chを見たスタンスであるが、どちらかというと本文よりコメント欄でのやり取りが面白い。池田氏の記述に対する反論なども感情的にならずに議論が盛り上がっているのは珍しいかも知れない。うかつに2ch批判を展開したり閉鎖促進のベクトルを持っているブログなどは炎上してしまうことも多い(最近では首相官邸ブログ、安倍首相夫人ブログ、河野太郎ブログなども印象に残る)が、池田信夫blogでは誠実なやり取りが行われている。

池田氏は情報源としてはブログ+RSSリーダが首座となり情報源としての2chの価値は終わったという主張をしているが、僕自身としては2chは情報源や知識の集積という点ではこれほど情報が集約される場所は他にないと考える側の人間だ。もちろん単なる言葉遊びで進行しているスレッドはある。一方で、その筋の専門家やプロが大マジメにやり取りしているスレッドも山のようにある。情報の速さも抜群に速い。「内側の人間(中の人)」の本音が語られることもある。

著名人や政治家や論壇の動向の観察であったり、新製品のレビューであったり、おばあちゃんの知恵袋であったり、観光地の交通情報であったり、映画やドラマの好評であったり、ExcelやPowerpointの無料相談であったり、就職の採用情報であったり、プロスポーツ情報であったり、「なつやすみのしゅくだい」であったり、この中で他所のブログで得られて2chで得られない情報があるのかと。

2chに情報源としての価値がないと主張する根拠がどこにあるのか僕にはわからないが、ある程度の「慣れ」があれば無尽蔵のテキスト文字列から無限の情報を紡ぎ出せるはずだ。それはGoogleに検索のコツがあるように、2chを情報源として活用するに何らかのコツがあるから、何も見えない人には2chを情報源として活用することが出来ない。ただのバカ騒ぎをする場所としか思わないのはあまりに惜しい。パソコンが使えない人は知らないうちに情報格差の不利を受けているように、1000万人が無償で提供するテキストdatを利用できない人は何らかの情報格差の不利を受けていることに気が付いていない。

ただひきこもりのキモヲタがバカやる場所としか思われていない、これだけの情報価値と文化価値があるということがあまり知られていないのが非常に惜しいことだと思う。

ちなみに、この池田信夫blogに僕もコメントを投稿してみた。ブログ管理者の承認が降りるまでコメントは表示されないようなので、投稿した内容をここにメモしておこうと思う。このコメントが反映されるのかどうか知らないが、中立性のあるブログを運営しているつもりなら必ずや承認してくれることだろうと思う。また、このエントリーから該当のエントリーにTrackback pingも送信しているが、これも承認されるかどうかを見守るつもりだ。 投稿したコメントの内容

Posted at 2007/01/21(日曜日) 1:21

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