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2007年01月25日

黙って値上げ後にこっそり値上げしたことを公表する非道なskype

skypeがskypeoutで通話(つまりskype同士でなく外部の固定電話などに掛けた場合)に、一通話あたりの定額接続料が取られるようになったということを先日書いた(参照)。しかしその後の対応に関して、skypeはお粗末な点が目立っているような気がする。ちょっと対応が非道に過ぎないか!?
http://share.skype.com/sites/ja/2007/01/25/skypeout_new_prices.html

非道その1。接続料徴収が公表・適用開始されたのは、英語版skypeのWebサイトで見れば今年1月18日。ネットで情報収集を行っていたり他人のブログでこの値上げを偶然知ることが出来た人はこの値上げに関して知ることが出来たが、日本語版skypeのWebサイトではこの値上げに関して一切の告知がなかった。たまたま値上げ情報を知ることが出来なかった人は、たとえskype公式サイトをマメにチェックしていたとしても何ら告知されることなく知らない間に値上げされた新料金を徴収されていたのだ。黙って値上げして、値上げしたことを告知しない。これは、非道だ。

非道その2。ようやく1月23日になってskype公式サイトに新料金が適用されたことが記載された。しかし、これは公式サイト内ではあるがその中の「skypeブログ」の中だけの記載にとどまった。skypeoutの料金案内のページは依然として、「接続料が徴収されない旧料金プラン」のみが記載されていた。実際には1月25日になって両方ともに新料金の記載がされたので今は問題ないようになっているが、目立たないところでコッソリ値上げ通知をして何食わぬ顔をしているskype日本法人の常識には参らされる。これは、非道だ。

非道その3。skypeoutは電話ではないが、外部にかける点では電話と同じように使える。しかし一般の電話は固定電話であれ携帯電話であれ、使った電話代の分を翌月か翌々月に支払う制度になっているのに対して、skypeoutはプリペイドの「skypeクレジット」を1,500円以上前払い購入しておく必要がある。アカウントにこのskypeクレジットの残高が表示されており、この残高の範囲内で電話を掛けることが出来る。ところで、プリペイド方式で料金を徴収しておいてあとから値上げを公表するというのは問題はないのだろうか。僕は固定電話より割安だから、たとえば宅配便の再配達依頼とかのような当たり障りのない電話にはskypeoutを使っていたが、接続料が徴収されるなら固定電話と差がないのでもうskypeoutを使う理由はなくなった。ところが、アカウントにはまだ1,200円程度のskypeクレジットの残高がある。返金はしてくれない。他社に乗り換えなければ値上げされた後の割高な料金を強制され、割安な他社に乗り換えればこの1,200円を捨てることになる。少なくともプリペイド式で料金を徴収するなら、値上げの数ヶ月前には値上げの告知をしておくべきだった。ところが実際には、skypeでは「2007年1月18日に魅力的な新料金プラン公表!」というアピール以外は値上げのことは一切公表していなかった。これは、非道だ。

ちなみに、3.0.0.190で出たバグのうち、数字や記号を含むメールアドレスが登録できないという問題はすでに3.0.0.198で解決済みだが、日本語を含むコンタクト名の検索を行うとエラー通知が出るバグは3.0.0.209までバージョンが進んでも未だに解決されていない。おそらく、skypeの開発は2バイト文字を使わない言語圏で行われているのでこのバグ自体が把握されていないのではないだろうか。skype日本法人の対応も遅くていいかげんだし、skype本体はまるでソフトバンクかというような金にせこい営業方針に転換してしまった。魅力的なソフトウェアではあるが、経営方針は魅力的とは言い難い。

Posted at 2007/01/25(木曜日)14:01

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