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2007年02月03日

ドコモの迷惑メール対策が本文中のURLもチェックできるよう4月から拡充

http://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/page/20061129a.html
NTTドコモの迷惑メール対策が2007年4月からサービス拡充されるらしい。本文中のURLもチェックして、ネットスター社の提供する迷惑URLリストにあるURLを含むメールを受信しないような設定が可能になるようだ。

本文中の特定URLを検出するという処理はサーバに相当な負荷がかかりそうで、毎日何十億というメールのやり取りを処理しているであろうドコモのメールサーバはこのサービスの導入にかなりの投資と技術を要求されたと思われるが、「ドコモの携帯電話は迷惑メールでうんざり」というイメージを払拭するためにこの決意をしたのだろうか。

これまでも「ドメイン指定受信」などの強力な迷惑メール対策を導入してきたが、ドメイン指定受信では自分が登録していないアドレスのパソコン等からメールを送信したときに迷惑メールと誤認して受信できないという恐れがあった。そのため、携帯電話相手にメールを送るときはパソコンを使わず携帯電話から送信しなければならないような面倒もあったりして、迷惑メール対策としてはまだまだ改善すべき点が多かった。そこへ新たに登場するこの新方式は、これまでのような面倒を要さない点で期待できるものだと思う。

といっても、ドコモのサーバの段階で迷惑メールをシャットアウトするという比較的原始的な方法も意外に功を奏しているらしい。というのも、僕は携帯電話のメールアドレスでは現在特に何も迷惑メール対策の設定をしていない(ドコモの提供するデフォルトのもののみ)。ドメイン指定受信も不便が多いのでキャンセルして、ほとんど丸裸の状態でいる。メールアドレスは、氏名と誕生日の数字にハイフンとピリオドを各1個づつ混ぜただけの至極在り来たりなものなので、普通なら迷惑メールまみれになってもおかしくない。ところが今では多い日でも一日に2~3通の迷惑メールが届くだけで、以前のように「普通のメールより迷惑メールのほうが多い」というような異常事態は発生していない。一時はソフトバンクやauと比べてもヒドかったドコモの迷惑メールだが、最近はそうでもないようだ。ドコモが色々努力してきたことが知らない間に意外に功を奏していると言うことだろうか。

迷惑メールと言えば、Gmailの迷惑メールフィルタをすり抜けて届いてくるメールが最近増えてきたように感じる。僕はGmailのメールをOutlookでPOP受信してローカルでもOutlookのデフォルトの迷惑メールフィルタを通しているのでほとんど目に届く範囲までは届いてこないけれど、Gmailのフィルタ単体ではちょっと不十分なところがある。Gmailの迷惑メールフィルタはベイジアンフィルタ方式になっていて、アカウントを持っているユーザが「迷惑メールの報告」をするたびにその本文を統計的に解析して迷惑メールかどうかの判定に役立てるということをしている。ユーザが迷惑メールでないメールを迷惑メールとして報告したり、ダミーメールを迷惑メールとして報告する悪徳業者がいたりするとベイジアンフィルタの精度が下がる可能性はある。せっかくの優れたフィルタを持っていたGmailだが、敵も然る者、「迷惑メール対策の対策」のようなこともされてきているのだろう。

Posted at 2007/02/03(土曜日)19:16

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