デジタリストBlog

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2007年03月01日

純正Photoshopが無料Webアプリになる

http://japan.cnet.com/news/ent/story/0,2000056022,20344303,00.htm
Acrobatと並んでAdobeの看板商品の一つであるPhotoshopが、ブラウザで無料で利用できるWebアプリとして誕生するらしい。もし現実になれば、これまでローカルアプリでしか利用できなかったAdobe Photoshopにとって大きな方向転換になることは間違いない。

現状では10万円近いPhotoshopか、それの廉価版に当たる1万円前後のPhotoshop Elementsを購入しなければPhotoshopシリーズを利用することはできなかった。デジカメやスキャナによっては購入時にバンドル版Photoshop Elementsがついてくることがあったが、それでもやっぱり無料ではない。それを、Googleの成功を横目に見ていたAdobeが画像編集の分野で先を越されるまいと、無料のWebアプリでPhotoshopを提供することにしたようだ。

Adobe CEOのコメントとして「これは(Adobeにとって)新しいことだ。Googleなどがほかの分野で実現しているのを目の当たりにし、自分たちが得意とする分野では他社に先行したいとの思いがあるため、敏感になっている部分だ」とのこと。Googleがただのネット検索業者から、Webアプリ版Office suiteをリリースしてMicrosoftを脅かすレベルにまで成長したことで、これまで安定成長を続けてきたAdobeとしてもうかうかしていられない、むしろかなり強い焦りを感じているのだろう。もう一つの看板商品であるAcrobatシリーズではMicrosoftが無料のOfficeアドインとしてPDF作成アドインを提供し始めたこともあって、Adobeが従来強みを持っていた部分ももはや一人勝ちとはとても言えない状況に追い込まれている。

機能としては本家PhotoshopはもちろんPhotoshop Elementsよりもさらに下位の機能に限定され、収入モデルとしてはWebアプリ上の広告収益がメインとなるみたい。またPicasa2やAdobe自身のLightroomのようにWebアプリとローカルアプリとの連携をとる「ハイブリッドアプリ」として画像管理・アルバム機能なども搭載してゆく予定とのこと。

Posted at 2007/03/01(木曜日)13:16

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