デジタリストBlog

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2007年03月25日

松下がhi-hoサービスをIIJに譲渡する件

http://www.nikkei.co.jp/news/main/20070324AT1D2302C23032007.html
松下電器グループのインターネットサービスプロバイダ(ISP)のhi-hoがインターネットイニシアティブ(IIJ)に譲渡されるというニュースがあった。hi-hoと言えば老舗のネット接続業者。時代を支えた一つの灯がこれで終わりを告げることになる。

hi-hoというのは実は僕の実家が使っていたISP。7~8年ほど前にパナソニック製のノートパソコンを使っていた父が、メーカー製PCによくある購入時のデスクトップに並んだ沢山のスパムアイコンのうちからインターネットに接続するというショートカットをクリックしたときが僕とhi-hoの出会いの発端となった。その後僕は実家を離れて一人暮らしを始め、ISPも転居を繰り返すうちにso-netからOCNへと変遷していったが、実家はいまでもhi-hoを使っている。メールアドレスももちろんhi-ho.ne.jpである。アナログモデム時代からISDNを経て、今ではNTT局から5kmも離れた実家もようやくADSLを引いてある。

というわけでhi-hoというのは僕にとって初めてインターネットを使ったときのドキドキ感を思い出させるどこか懐かしい響きを持ったISPなのだ。今でこそパッと一瞬のうちに表示される画像が、当時は画像の上端からジリジリとじらすようにゆっくりと表示された。PDFへのリンクなんてクリックしようものならパソコンがフリーズしたんじゃないかと思うほど、長い時間を少しずつ伸びるアクセス進捗バーを睨みながら過ごしたのだった。そういうインターネットの懐かしい時代を体験させてくれた。

多くの人にとっては中堅ISPの一つが大手の一角に吸収されたというだけのニュースだけれど、僕はこのニュースを、感慨深い気持ちで読んでいたのだった。

Posted at 2007/03/25(日曜日)20:12

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