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2007年08月19日

新生銀行が無料振込回数を変更へ

他行宛振込が月5回まで無料だというサービスが有名だった新生銀行が、他行宛振込無料回数を制限するサービス改悪を実行する模様。実施は今年の11月からで、預金残高200万円以上などの条件を満たせない場合は無料振込回数は月3回に制限されてしまうこととなった。

http://www.shinseibank.com/news/news070727_ft.html

新生銀行の他行宛振込無料回数は、数年前まで口座有効残高に関わりなく無制限(実質は月 30回程度まで)となっていた。このためにネットオークションファンなどに目を付けられて、ほとんど預金がないのに他行宛振込無料サービスのみを利用されるユーザも少なくなく、新生銀行としては面白くない思いをしていたようだ。いつしか、口座有効残高が1000万円を維持できる富裕層は月30回まで、そうでない者は月5回までに他行宛振込無料回数が制限されてしまうこととなった。このサービス改悪時にはネット上(特にオークション板@2ch掲示板)では大騒ぎとなったものだった。

そうは言っても月に5回も他行宛振込無料回数が利用できるということは、(銀行によって振込手数料が異なるが)800~1500円分くらいのコストを浮かすことが出来るわけだから、サービス改悪後も他行宛振込を使うためだけに新生銀行に口座を開くオークションファンなどが相次いだ。おそらく、新生銀行としてはそのようにほとんど預金もなく投資信託を購入して手数料をもたらすでもないユーザに対してコストばかりがかかる自体を回避したかったがために、今回のサービス改訂を打ち出したのだろう。

それにしても、口座有効残高が1000万円以上あったユーザは振込が月30回まで無料だったのが、新サービスでは預金残高2000万円以上で振込が月10回まで無料ということになっており、この点を考えると預金額が少ない弱小ユーザにとって以上に、富裕層にとってもこのサービス改悪は大きな問題だ。新生銀行としては、顧客の預金額の多寡にかかわらず、この他行宛振込無料というサービス自体がずいぶんと足かせになっていて、できることならこのサービス自体をやめてしまいたいと考えているのかも知れない。

Posted at 2007/08/19(日曜日) 6:09

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