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2008年04月02日

Microsoft OOXMLがISO標準に

Microsoftが数年間、ISO標準化採用のために熱心に推し進めてきたOOXML(Office Open XML)が、ついにISO標準規格として認められる見込みだと。これでMicrosoft帝国の覇権が揺るぐのは当分先になりそうだ。
http://japan.cnet.com/news/ent/story/0,2000056022,20370613,00.htm

Microsoftにとってみれば、この戦いで敗れる≒OpenOfficeをはじめとする非Microsoftオフィススイートが普及する≒OSもWindowsを使っている必然性が今以上に失われる(Vista上のOffice 2007でもLinux上のOOoでも変わらない仕事ができる)≒Linux+Firefox+OOoの普及という、悪魔のようなシナリオが待っていたかもしれなかった。それだけに、どれほどの資金をつぎ込んででもこのロビー活動は実を結ばせる必要があったということか。

もっとも、反Microsoftの陣営も本当にOOoのODF規格がOOXMLよりも優れていると思っていたのは半分くらいで、残りはODFの出来のよしあしとは関係なく単に「Microsoft製品以外の規格を」という思いだけで反Microsoft陣営に付いていたのではないかという気がしなくもない。

いずれにせよ、これでdocx、xlsx、pptxも延命されたというものだ。Office 2007の普及に弾みがつき、今後は企業でも採用するところが増えてくるのではないかと思われる。OOXMLとODFと、どちらが人類の文書標準規格として歴史に残るか、21世紀のビジネス像や人類の歴史をあるいは変えてしまっていたかもしれない大きな決定が、なされようとしているのだった。

Posted at 2008/04/02(水曜日) 9:02

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