デジタリストBlog

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2008年09月28日

書店に行ってWordpressとMovableTypeの逆転を実感した

WordPress逆引きデザイン事典[2.X対応]これまで個人がレンタルサーバにインストールするブログ用アプリケーションといえばMovableTypeに相場が決まっていた。この傾向はちょっとやそっとでは変わるものではないと思っていたのだが、どうやらそうではないらしい。Wordpressの普及とともに、MovableTypeは苦しい立場に追いやられている。

そもそも日本にウェブログなるものを持ち込んだのはMovableTypeとその伝道師である平田氏であった。それまではHTMLで地道に書いた日記かレンタルスペースにおける日記(さるさる日記等)しかなかったのが、MovableType 2.4~2.661によって一気に日本にウェブログというものが広がったのだった。ウェブログはブログと略されて、次第にライブドアブログやココログなどが登場し、今や小学生も老人もブログを各時代になった。

MovableTypeはその拡張性やカスタマイズ性が一部のミドル~ハイユーザに普及し、色々な書籍の普及もあってレンタルサーバ+独自ドメイン+MovableType+PHP+MySQLみたいな組み合わせが大流行した。xreaやさくらサーバーを使えば維持費は月に数百円だ。MovableTypeが固定HTMLを吐くという点もGoogleへのSEO的に有利とされた。

WordPressでつくる! 最強のブログサイト時代は流れ、Googleは進化してPHPで生成されたページも難なく取得するようになって、固定HTMLを吐くというMovableTypeの特徴はかえって再構成に時間がかかると嫌気されるようになって、そこにPHP+MySQLを根幹としたWordpressが出てきた。米国志向のmacユーザ達が見やすくシンプルでかつ洗練されたWordpressのテンプレートを積極的に海外から輸入したこともあって、見た目の良いWordpressはあっという間にMovableTypeを追い落としたらしい。書店に行くと、MovableTypeの書籍よりもWordpressの書籍の方が多くなっていた。確か、去年の今頃はWordpressの書籍なんて書店の店頭にはほとんどなく、いや、「WordPressでつくる!最強のブログサイト」はあったかも知れないが、いずれにせよMovableTypeが優勢だったはずなのだが。

さて、このブログは今でもMovableTypeで構成されている。しかも最新バージョンの4.x系ではない3.37である(2008.9.28現在)。4.x系にしないのは様々なタグの挙動が気にくわないから(たとえばリンクの挿入とか)だが、確かにMovableTypeの再構成(コメント投稿時も含む)の時間のかかり方は他のツールへの移行を考えさせるイライラ感がある。今後、このブログをどのような方向に維持すべきなのか(要するにWordpressに移行すべきなのか否か)、大変迷うところだ。

Posted at 2008/09/28(日曜日)10:58

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