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2013年01月09日

Amazonで販売される偽物バッテリー問題

パソコン用やデジタルカメラ用・ポータブルオーディオ用のバッテリーは純正メーカー品以外にもサードパーティ製の互換品が多数出回っている。純正品と同じ品質を持っていたり、中には純正品よりも大容量で長時間動作を可能にするものもあるが、一方ですぐに使えなくなってしまう中国産の粗悪な品質の劣化コピー品も多数出回っているのが現状だ。Amazonでも純正品を装った偽物バッテリーが販売されているとおもわれる問題が起こっているみたい。

Thinkpad X60シリーズ向けの交換用バッテリーは純正品の定価は15000円くらい。交換用バッテリーはもともとそれほどたくさん売れるものではないからか量販店でも値引きは1〜2割程度で、実売価格は12000円を下らないことが普通だ。一方で、Thinkpad X60シリーズ用の互換バッテリーは5000円程度から手に入るものもある。格安品の中には保証書・保証期間がなかったり日本語の取扱説明書がなかったりするだけでなく、充放電を繰り返すうちにすぐに使えなくなってしまうものがある。1ヶ月程度の使用で認識不良となり使い物にならなくなることもある。

Amazonで純正バッテリーを探し求めているときに気になるコメントを見つけた。もともとからサードパーティ製の互換バッテリーとして販売されているのであれば購入する側もわかった上で購入しているので問題ないが、純正品として販売されているバッテリーの中に偽物が混じっているというのだ。

Amazonの偽物バッテリー問題

上記のコメント2件は、純正品のLenovo製バッテリーに付けられたコメントである。純正品として購入したが保証書はなく数ヶ月以内に使用不能となる粗悪品であり、デバイスマネージャの情報などから偽物出会ったことが強く疑われるという内容だ。2点に共通するのはAmazonで最近よく見られる、Amazonの直接販売ではなく代理店によるマーケットプレイス出品であること。代理店の販売内容の事細かなチェックをAmazonに期待することは難しく、本物に精巧に似せた偽物バッテリーを販売していたとしてもなかなかバレそうにない。このようにして純正品と思って購入したところ偽物を掴まされてしまう利用者が後を絶たないようだ。確かに、今も本来ならばあまり値引きのないはずの純正バッテリーのはずが半額以下で得られているものもある。全てが偽物だとは言わないが、Lenovoからの卸価格の関係もあって大手量販店の価格の半分以下で個人事業主などがやっている小規模通販店が販売できるのは何かおかしいという気がしなくもない。

事の真偽は自分ですべてのバッテリーを実際に購入してみて試すしかなさそうだが、実際に上記のコメントのような被害者が出ている以上は、バッテリーの購入は十分に信頼出来る業者から購入するという自衛策を講じるのが最善に思える。

ちなみに、Amazonで「偽物 バッテリー」で検索すると上記のThinkpad X60シリーズ用バッテリーがヒットするのが、なんともシュールだ。

Posted at 2013/01/09(水曜日) 8:23

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