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2015年02月14日

Movable Type 6にアップグレード

このブログは途中に休止期間をはさみながらもMovable Type 2.661をインストールした2004年3月からかれこれ10年以上続いているわけだけど、このたびMovable Type 6.0にアップグレードしたので、その記録を。

このブログが始まった頃は自分でもよく覚えていないけれど、管理画面からわかる最古の記事は2004年3月1日らしい。たしか、これを開始 した頃はブログではなくまだ「ウェブログ」と呼んでいて、プラットフォームもWordPressはなくインストール型はMovable Typeが主流だった。他にはPukiWikiくらい。サーバー型ははてなダイアリーの人気が強く、他にココログなど各種ネットISPが提供するものがい くつかあった。ホリエモンのライブドア騒動の頃にはライブドアBlogが人気を博していた。

2004年3月の時点ではMovable Typeは2.661から始まっていた。当初は日本語版は本体とは別途で日本語用ランゲージファイルをインストールする必要があり、文字コードもUTF- 8ではなくEUC-JPで、タグ機能やダイナミックパブリッシング機能もなく静的HTMLファイルを吐き出すだけのものだったが、FTPソフトウェアを使 わなくてもブラウザだけで自分のウェブサイトの更新がどんどんできるので人気を博していた。

そのあとすぐにMovable Type 3系がはじまり、この頃がMovable Typeに一番勢いがあった頃だと思う。3.2系、3.3系とどんどん機能が追加されてユーザーも関連書籍も次々と増えた。ダイナミックパブリッシング機 能や投稿予約、リッチテキスト入力などにも対応するようになった。4.0が出た頃からSixApart法人が商業化の動きを見せて、CMS機能をもたせて 企業サイトなども構築可能となった一方で、ライセンス制度も大きく変更されて個人ユーザーにはやや敷居が高いアプリケーションという印象を持たれるよう に。また4.0に移行するときにテンプレートやプラグインの挙動が大きく変わり、このブログもデザインやプラグインの未対応で苦労した。完全無料の WordPressが人気を博し、Movable Typeは徐々に下火になる...。この辺りのMovable TypeとWordPressの優位が移り変わってゆくさまは、こちらの記事(小粋空間:Movable Type が WordPress に負けた本当の理由)に詳しく書かれている。

しばらく仕事が忙しかったこともありブログ更新頻度が激減していたが、最近はまたMovable Typeが使いやすさを意識するようになってきているように思う。このたびMovable Type 6をインストールしてみて、HTMLやPHPの基礎知識や普段のメンテナンスにもFTPツールが手放せないなどの頑固なところがあるものの、 WordPressにはないテンプレートカスタマイズやサイト構築の融通の効きやすさなどはやはりMovable Typeの強みだと改めて認識した。このブログのテンプレートは2.661の頃から継ぎ足し継ぎ足しでずっと使っている。4.0系になったときに使えない プラグインが多かったので大部分を外してしまい、かなり質素な外見になっているが、うるさくなくて割と気に入っている。

一時は企業ユーザーのプロフェッショナルサイトしか意識していないように見えたこともあったが、個人ユーザも重視して再びMovable Typeが活気を取り戻す流れになれば良いと思う。

Posted at 2015/02/14(土曜日) 8:29

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