2006年02月13日
郵便貯金から銀行振込が出来る時代がくる?
郵政民営化のあかつきには郵便貯金ももちろん民間が運営することになるのだけれど、そのトップに立つ西川社長が郵貯を全銀接続させようと考えているらしい。もし実現すればオークションユーザーにとって万能の使い勝手を誇る最強金融機関となるか。
http://markets.nikkei.co.jp/kokunai/hot.cfm?id=d1f1002m11&date=20060211
今の時点ではオークションで使われる金融機関には、ジャパンネット銀行、イーバンク銀行、新生銀行、その他都市銀行、郵貯などがあり、その中でジャパンネット銀行・イーバンク銀行・郵貯は夜間でも休日でも決済できるという「即時反映」がウリの一つだ。また郵便貯金は郵貯口座間での資金移動に掛かる手数料が安く抑えられている。さらに全国に張り巡らされた郵便局ネットワークの広さで獲得したユーザー数も多い。
ところが郵貯にも弱点はあってその最大のものが全銀システムに未接続であるということ。全銀システムは銀行間での振込などの決済をやりとりするためのシステムで、これに加盟していれば自分以外の銀行にも振り込みが行える。イーバンク銀行が今年の1月4日から全銀システムに加盟したのでその利便性が大きく向上したことは記憶に新しい。
その全銀システムに郵貯が加盟しようとしているというのは大きなニュース。郵貯の最大の弱点がこの槐角によって埋められてしまい、郵貯がまさに最強の決済期間となるかもしれないからだ。もっとも、現時点では手数料がどの程度に設定されるのか明らかではないので本当に最強になれるかどうかは分からないが。手数料がもしイーバンク銀行の他行振込のように100円台に抑えられたなら、郵貯口座だけを持っていればオークションが十分に出来るようになることも夢ではない。
Posted at 2006/02/13(月曜日)18:01
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